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カエル探偵団の現在の活動

1. 保全に必要な情報の収集と公開

両生類の生態についての情報や保全に関する文献、その他保全に役立つ資料を収集・データベース化して、保全活動を行う方や両生類に関心を持つ方に情報提供していきます。収集した情報は一部を除きweb上で公開しています。
»両生類保全データベース(両生類保全研究資料室)

2. JAMP (Japanese Amphibian Monitoring Project:日本産両生類モニタリングプロジェクト)

ある生物が減っているのか増えているのかを把握するためには、長期的な生息状況の調査(長期モニタリング)が必要です。長期的とは10~20年の単位で行うものなので、個人的に行うのは限界があります。また、広い範囲での生息状況の変化を、ある1カ所だけで調べた結果で判断することは難しいです。
そこで、カエル探偵団では各地にいる多くの方々と長期的なモニタリングを行っています。
»日本産両生類モニタリングプログラム(両生類保全研究資料室)

3. 調査マニュアルの作成

保全を目的とした両生類の野外調査を行う際に必要なノウハウやガイドラインを集めた手引き書を作成します。
»準備中

4. 両生類保全研究資料室の運営

カエル探偵団の活動を集約して、一般の方々に公開するサイト「両生類保全研究資料室」を運営しています。
»両生類保全研究資料室

5. 両生類の保全に関する議論の場の提供

研究者やナチュラリストが自由に意見交換できる場として、カエル探偵団メーリングリストを開設しています。両生類の生息状況の報告や生態・保全に関する質問や議論などが行われています。ただし、保全情報を含むため一般には公開していません。メーリングリストに参加するためには、団員になる必要があります。

6. シンポジウム・総会の開催

不定期で、両生類に関した公開シンポジウムやイベントを開催しています。また、カエル探偵団の総会(オフ会)を行っています。